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遭難と心理 すべての記事を見る
日本の山岳遭難統計を読む——「自分には関係ない」を疑う数字

日本の山岳遭難統計を読む——「自分には関係ない」を疑う数字

「ニュースで山岳遭難の話題を聞くと胸が痛むけど、自分には関係ないかな」——多くの登山者が、心のどこかでそう思っているのではないでしょうか。でも、あなたが思っている以上に、遭難は「ふつうの登山者」にも起きています。そして数字を読むと、遭難の傾…

GPSを過信しない——道迷い遭難で見落とされがちな「限界」

GPSを過信しない——道迷い遭難で見落とされがちな「限界」

「YAMAP入れてるから大丈夫」「ヤマレコ見ながら歩いてる」——スマホ片手に登山道を進むのが当たり前の時代になりました。あなたも、GPSアプリへの安心感で「紙の地図やコンパスは持たない」生活になっていませんか? 残念ながら、道迷い遭難はGP…

三点確保の基本——転落・滑落を防ぐ「岩場の歩き方」

三点確保の基本——転落・滑落を防ぐ「岩場の歩き方」

クサリ場で右手と左足を同時に動かしてしまい、ヒヤッとした——岩場でこんな経験はありませんか? 岩場の通過で命を守る基本中の基本が「三点確保」です。難しい技術ではないのに、いざ実践となると意外と崩れがち。あなたは三点確保を「言葉として知ってい…

撤退の心理学——「サンクコスト」と「もったいない」が遭難を呼ぶ

撤退の心理学——「サンクコスト」と「もったいない」が遭難を呼ぶ

「あと30分で山頂なんだから、行こう」「ここまで来たし、引き返すのは惜しい」——山岳遭難で繰り返し聞かれる言葉です。あなたも一度はこうした思考に飲み込まれたことはありませんか? 危険な状況を前にしても撤退できない心理には、人間共通の「サンク…

単独登山の事故リスク——「自由」と「孤立」の両面を直視する

単独登山の事故リスク——「自由」と「孤立」の両面を直視する

「自分のペースで歩ける」「人気のない静かな山を独り占め」——単独登山には独特の魅力があります。あなたも一度はその自由さを味わったことがあるかもしれません。一方で、近年の山岳遭難統計を見ると、単独登山者の死亡・行方不明率が高い傾向が続いていま…

山岳救助の費用はいくら?ヘリ要請・公的救助・民間救助で違う料金の実態

山岳救助の費用はいくら?ヘリ要請・公的救助・民間救助で違う料金の実態

「山で遭難したら救助費用ってどれくらいかかるの?」——登山者の集まりで一度は出る話題です。あなたは「警察のヘリは無料、民間ヘリは1分○万円」のような数字を見聞きしたことがあるかもしれません。実は、この話は思っている以上に複雑で、「いくら」と…

ベテラン登山者の過信——「経験」がなぜ事故を呼ぶのか

ベテラン登山者の過信——「経験」がなぜ事故を呼ぶのか

「あの人、何十年も山に登ってるベテランだったのに……」——遭難ニュースで耳にする言葉です。あなたも「経験者なら事故に遭わないはず」と思っていませんか? 実は、登山経験が長い人ほど特定の落とし穴にはまりやすい構造があります。経験そのものが悪い…

心理バイアスが招く山岳事故——「正常性バイアス」と「同調圧力」

心理バイアスが招く山岳事故——「正常性バイアス」と「同調圧力」

「天気予報は悪かったけど、雨雲は遠そうだったから大丈夫と思った」「先頭の人が進んでいたから、ついていった」「ここまで来たんだから引き返せない」——遭難記録によく出てくる言葉です。あなたも自分の判断を振り返ったとき、似たような思考があったこと…

コミュニティでの情報共有が安全を守る——仲間の知恵を活かす登山

コミュニティでの情報共有が安全を守る——仲間の知恵を活かす登山

「先週、あの山に登った人いる?」「最近のクマ目撃情報って?」「あの登山道、台風後はどうなってる?」——リアルタイムの山域情報は、登山の安全を支える重要な資源です。あなたは行く山の最新情報をどこから得ていますか? ガイドブックや古いブログだけ…